3月4日(火)、甲斐市で県内最大規模のプロギングイベントが開催されました。本イベントは、「YBS海ごみZEROプロジェクト」、竜王小学校、アドバンステクノロジー、甲斐ラボが共同で企画し、SDGsの目標達成を目指した取り組みの一環として実施されました。
プロギングとは?
プロギングとは、「ジョギング」と「ゴミ拾い」を組み合わせたスウェーデン発祥の環境活動です。健康促進と地域の美化を同時に実現できるため、世界中で注目されています。
当日は、竜王小学校の5・6年生を中心に、教職員、地域団体、企業など150名近くが参加。竜王駅から竜王小学校周辺にかけて、ゴミ拾いや掃き掃除を行いました。また、竜王駅の花壇には約300株の花を植え、美しい街づくりへの貢献も果たしました。



イベントの目的
このプロギングイベントは、単なるゴミ拾いではなく、以下のような多くの目的を持っています。
- 健康促進:体を動かすことで、子どもたちの健康維持や運動習慣の定着を目指す。
- 地域貢献:地域清掃を通じて、住み続けられる街づくりを実現。
- SDGsの推進:持続可能な社会を築くための意識を育む。
先生からのコメント
竜王小学校 望月玲緒 教諭
「子どもたちが自主的に地域をきれいにしようと考えたことが、この活動の大きな意義です。ふるさとへの誇りを持ち、広い世界にも目を向けてほしいと思います。」
子どもたちの感想
「ゴミがこんなにポイ捨てされているんだと思いました。今回が、ちょっとの力になってほしいです。」
「そうじして、すっきりしたし、心もきれいになりました。」
「ゴミが思った以上にあってびっくりしました。誰も拾わなかったら、いつかゴミの山になってしまうかもと思いました。最初はめんどくさかったけど、やっていくうちにいろいろな知識が増えてよかったです。」
「普通に歩いていたら、気付かないごみもありました。ゴミ探しみたいなゲームを実際にやってる感じで楽しかったです。」
「ただ、ゴミ箱に捨てればいいだけなのにと思いました。」
「めっちゃ楽しかったです。拾うとき、めっちゃ気持ちよかったです。また、やりたい!」
「すけっとさんが、ゴミ拾いをしているって聞いたけど、あれだけのゴミが出てくるから、他の人たちにも心がけてほしいです。」






今回のプロギングイベントは、地域住民・企業・学校が協力して持続可能な社会を目指す素晴らしい取り組みとなりました。今後もこのような活動を続けることで、より良い街づくりにつなげていきます。
地域の未来のために、一人ひとりができることから始めてみませんか?